SEMICON 2023 掲載ポスター

2023年12月11日 に作成

2023年12月13日 に更新

要約

※この要約はAIによる要約になるため、不正確な情報である可能性があります。※

  • - TAKAO AIはAIを使ってヒトができなかったことを可能にする会社です。
  • - Tendoc PlatformはAIを用いた視覚障害者対応フォーマットへの変換サービスです。
  • - TAKAO AIでは、AIを使った試験的な取り組みを行っています。

会社紹介

TAKAO AIは、AIを使ってヒトができなかったことを可能にする会社です。AIを使えば、少数派のためのことや個人のためのことができるようになります。TAKAO AI は、そんな、「ヒトを置き換えないAIの使い方」を見つける会社です。

会社ホームページは、こちらのリンク(外部サイトにジャンプします)

みえないって何だろう?

私たちは日常の中でたくさんの情報を目から得ているでしょう?

例えば、時計を見、足元を見、鏡を見、テレビを見、スマホの通知を読み、時刻表を読み、遅延情報を読み、天気を読み、ニュースを読み、メールを読み、仕事の文書を読み...挙げ出せばキリがありません。 でも、もしあなたが視覚障害者だったら?この中で、点字や音声となって提供されているのは、一体どれくらいでしょう。

点字や音声読み上げに対応した情報を提供しませんか?

視覚障害者の方でもアクセスできる情報を簡単に提供できる、Tendoc Platform for web / for docをご提案します。

どんな書類もWebページも、アップロードするだけ、AIで即、視覚障害者アクセシブル。

Tendoc Platform for DocではPDF文書を、for Webでは情報提供したいページのURLを、それぞれ管理画面からアップロードするだけで、AIが自動で視覚障害者に対応した情報に変換し、ホスティング(公開)。簡単に視覚障害者アクセシブルな情報提供が可能です。

このポスター自体のTendoc Platformによる提供も行っています。

リンクはこちら。現在閲覧されているページです。

TAKAO AI 株式会社

AIで、人間に出来なかったことを。

Tendoc Platform ご利用フロー

Tendocは、AIを用いた視覚障害者対応フォーマットへの変換サービスです。

情報のアップロードと管理

Tendoc Platform for DocではPDF文書を、for Webでは情報提供したいページのURLを、管理ページからのアップロードで簡単に変換ができ、ホスティング(公開)まで自動です。公開された情報へのアクセスリンクやQRコードが出力されるので、情報への入り口も整備します。これにより、簡単に視覚障害者アクセシブルな情報提供が可能です。

情報の読み取り

視覚障害者の方は、発行されたURLもしくはQRコードから情報にアクセスできる他、スマホなどにかざすだけで情報にアクセスできるNFCカードの発行にも対応しています。アクセスした先の閲覧ページは、スクリーンリーダーによる操作を完全にサポートする他、点字ディスプレイに対応する展示形式ファイルのダウンロードも可能で、多様な視覚障害者に対応した出力が可能です。

TAKAO Alにおける生成AIを用いた試験的な取り組み

TAKAO AIでは、「本当に人の暮らしを豊かにするAI」のための実験的な取り組みを行っています。試作品などのデモンストレーションをご用意しておりますので、お声がけの上、ぜひご覧ください。

1. AIを用いた汎用的な「人工視覚」

私たちは日々、目から多様な情報を受け取っています。 AIが「視覚障害者の方の視覚からの情報入手」の手助けとなるはず、と考えている弊社では、AIと簡単なハードウェアの組み合わせで、視覚障害者の方向けの、汎用性のある「人工視覚」を試作しました。

この人工視覚は、小型ボードコンピューターにWebカメラ、マイク、スピーカーが取り付けられ、サーバー上で稼働するAIと組み合わせて動作します。

例えば、この機器を持って、綺麗にライトアップされたクリスマスツリーを目の前にして「このクリスマスツリーはどの点が綺麗ですか?」と尋ねると、Webカメラから風景を読み取り、その光景から「このクリスマスツリーは、雨上がりの広場でツリーの下の地面が濡れており、ライトが反射していて幻想的な雰囲気があります。」と返事をします。

完全な視覚の代替は提供できませんが、全く見えない状態に比べて、いくらかの視覚的情報を得ることができます。この装置は、AIが視覚障害者が今まで得られなかった情報の補完をできることを示す簡単な試作品であり、デモンストレーションです。

2. 自律駆動するAIによる「Tendoc Engine V3」

弊社の開発するTendoc Platformは、あらゆる情報をAIを用いて手軽に視覚障害者対応形式に変換・公開できるサービスですが、その変換用AIも、絶え間なく進化を続けています。 近年発達を著しく遂げるLLMをコア技術とした、自律駆動する最新型Tendocエンジンの試作品を展示致します。

この最新型エンジンは、AIに対してPDFファイルを入力すると、このファイルを読み取って、外部のツールを使いながら自らの判断で視覚障害者対応フォーマットへの変換を進めていきます。例えば、写真が含まれていることに気づくと「視覚的AIツール」を用いて写真に何が写っているか調べ、また正確に読み取るべき文字が検出された時には「文字認識ツール」をAIが独自に判断して使用していき、最終的により品質の高いデータを出力できるように自律駆動します。

以下のリンクから、お手持ちのPDFファイルをアップロードいただければ、会場にてそのPDFファイルを用いてのデモンストレーションをいたします。 PDFファイルのアップロードリンクはこちら(外部サイトにジャンプします)

3. 画像一枚だけから3Dデータを生成

目が見えない人にとって、写真の中の立体物の形を把握するのは難しいタスクです。しかし、AIを用いて画像から立体的な形を推論できたらどうでしょうか? 今後VR機器や3Dプリンターの発展により、立体データにすぐ触れることができれば、視覚障害者の得る情報量は大きく広がります。その手前、データの生成までは現代の技術で可能であることをデモンストレーションします。